OAFF2022オープニング | ケセラセラ通信日記

OAFF2022オープニング

OAFF(大阪アジアン映画祭)オープニングは、10日(木)19時から梅田ブルク7で開かれた。

 

大阪映像文化振興事業実行委員会委員長・上倉庸敬(かみくら つねゆき)先生のビデオメッセージによる開会挨拶と、オープニング作品『柳川』のチャン・リュル監督によるこれもビデオメッセージのみで、ゲストの登壇などの華やかなセレモニーは一切なし。コロナ対策としてなのであろうが、これはこれでアッサリしている。

 

上倉先生の挨拶は、公式カタログに載っているような短いものだろうと勝手に思い込んでいたが、意外に長かったので驚いた。後半には(ウクライナを連想させる)戦争の惨禍にも触れられ、その表現も練りに練ったと思われる文学的なものだったが、こちらの構えが出来ていず、充分には受け止めきれなかった。

 

チャン・リュル監督のビデオメッセージは、OAFFホームページで観ることができる。その恋愛についての言葉や、59歳にして『柳川』のような映画を撮れることからして、素直で純粋な人なのだろうと思う。作品としては『慶州(キョンジュ) ヒョンとユニ』のほうが私は好きだ。