シネ・ヌーヴォ若返る!? | ケセラセラ通信日記

シネ・ヌーヴォ若返る!?

今日(13日)は、シネ・ヌーヴォが若返ったように感じられた一日だった。

 

まず、若き映画研究家の北村匡平(きたむら きょうへい)さん(37歳)が、「京マチ子映画祭」の一本『浅草の夜』(監督:島耕ニ)上映のあと、短い舞台あいさつ。明日(14日)は、朝10時20分からの『細雪』(監督:島耕ニ)上映後にトークショーをしてくださる。

著書も多数あって、『美と破壊の女優 京マチ子』(筑摩選書)、『スター女優の文化社会学ーー戦後日本が欲望した聖女と魔女』(作品社)、『映画監督、北野武。』(共編著、フィルムアート社)、『川島雄三は二度生まれる』(共編著、水声社)、『リメイク映画の創造力』(共編著、水声社)、『黒澤明の羅生門:フィルムに籠めた告白と鎮魂』(ポール・アンドラ 著・北村匡平 訳、新潮社)など。

 

次に、今日が初日の『君から目が離せない〜Eyes On You〜』の監督・篠原哲雄さん、主演の秋沢健太朗(あきさわ けんたろう)さん(30歳)、プロデューサーの馮啓孝(ひょう けいこう)さんが、舞台あいさつに駆けつけてくださった。ほぼ満席となった会場は、若い女性のお客様で90パーセント以上占められた。

 

そして、短い時間だったが、シネ・ヌーヴォ近くの水餃子が美味しい中華「吉林菜館」で、北村さん、秋沢さん、馮さん(女性です)を囲んで会食。映画にかかわっていなければ、こういう方々と知り合うこともなかっただろうなと、ありがたい気持ちになった。