黒木和雄監督のお墓参り | ケセラセラ通信日記

黒木和雄監督のお墓参り

今日(12日)は、2006年に75歳で亡くなった黒木和雄監督の命日で、友人とふたりでお墓参りに行ってきた。そのお墓は、京都・鳴滝の山の上にある。同志社大学・岡本清一(政治学)ゼミ同窓生らの共同墓で、自然石の墓石には「自由」の二文字が刻まれている。大学のゼミ同窓生が同じ墓に入るなんて、すごい結束力だなと思った。みんな1950年代に同志社で学んだ人々である。

 

お墓参りのあとは、仁和寺で花見。ここの桜は種類が違うのか、未だ五分〜六分咲きであった。

 

夕方からは、映画『京極真珠』(1997年)の監督・佐藤訪米さんが20年ちかく店主を務めている「中華そば みみお」(左京区吉田下大路町)へ。佐藤さんとは初対面だったが、共通の知り合いが多数いて、初めてとは思えないほどだった。屋号の「みみお」は、坂口安吾の小説「夜長姫と耳男」から取ったという。よく食べ、よく飲み、最後はチャーシューメンに舌鼓。

 

帰宅は22時前。私も黒木監督の享年にだんだん近くなり、自分の人生の締めくくりをどうするか、意識の片隅で考えていた。