昨夜の元町映画館トーク | ケセラセラ通信日記

昨夜の元町映画館トーク

昨夜は、元町映画館で『鉱 ARAGANE』と短編『風の教会』上映の後、小田香監督と写真家・三浦博之さん(濱口竜介監督の『ハッピーアワー』で、編集者の役をやった人)の対談があった。元町映画館支配人・林未来(みらい)さんの司会・進行が見事で、私のときもやってほしかったなあ。
最後に客席から「監督は自由に映画をつくってこられたそうですが、それを世に発表するのはなぜですか?」という根源的な問いかけが出て、ドキッとした。小田監督は「今も迷っています。でも、つくったものは、やっぱりみんなに観てもらいたいという気持ちがあります」と正直に答えておられたが、こんな質問が出たら、あとはもう誰も手を挙げられない。事実そうなったが、それで良かったと思う。

 

トークの後は、元町映画館スタッフに近くの美味しい中華料理店へ連れて行っていただき、小田監督と三浦さんを囲んで会食。終電間際まで、楽しい会話がはずんだ。帰宅は午前1時。

 

次のトークは27日(水)で、19時10分から『鉱 ARAGANE』+短編『TUNE』『シネ・ヌーヴォ20thプロジェクト』上映後、小田監督×山﨑紀子さん(シネ・ヌーヴォ支配人)。
お楽しみに!