「大阪アジアン映画祭」9日目 | ケセラセラ通信日記

「大阪アジアン映画祭」9日目

朝、11時10分前に、いつもの喫茶店へ(モーニングサービスは11時までなので)。しかしシャッターが下りていて、臨時休業の張り紙もない。「あれっ、日曜でもないのに。ママさん、風邪でもひいたかな」と思う。じゃあもう一軒のほうへと、急ぎ足で向かう。この店も、モーニングサービスは11時まで。2分前に到着したが、ここも閉まっている。ようやく、今日(21日)は祝日なのか、と気づく。どうも、まだ日常生活に戻れていないようだ。

 

さて、大阪アジアン映画祭の9日目(3月16日)だが、前にも書いたように、この日は午後からシネ・ヌーヴォでアミール・ナデリ監督の舞台挨拶があり、OAFFの映画は『G殺』(監督:リー・チョクバン)しか観られなかった。タイトルは「ジーさつ」と読む。
アパートの6階G室に住む男、Gカップ、ゲイ(Gay)、拳銃(Gun)、胃がん(Gastric cancer)などなど、Gにまつわる人物たちが入り乱れ、首を切断された女の謎解きが展開するが、どうにもこじつけっぽく、私は乗れなかった。
ただ、この映画は、現在の香港に漂う閉塞感や不安感を象徴しているともいわれ、「そうなのか」と思った。